トップページ | 2007年12月 »

1970年6月

1970年6月12日 (金)

下ざらい

昨夜無事に、藤川流舞踊会の、下ざらいが終わりました。


皆さん、あと一ヶ月を切って、ここまで持ってきた!という最大限で挑戦してくれたリハーサルでした。

流星、吉野山、まだまだこれからですが、まずは今日までの物を惜しみ無く、そして、地方さん、下方さん、スタッフの皆様との連携に心をくだきました。


各所でご尽力下さる皆様、ありがとうございます!!

亡くなった春師匠を想うのも、こんな日の夜です。

命日以上に、本番やリハーサルの後。


一緒に喜んで下さった無邪気な笑顔と、静御前を教えたいと言って下さっていた言葉が記憶の中で響きます。

お祈りを欠かさない私ですが、春先生にだけは、未だに手を合わせることが出来ません。

写真の前でお話するのが精一杯で、こんなことは初めてなのですが

亡くなったということを諦められないのかしら…と、自分でも分からない心境です

静御前を演じることは、春師匠や、先の宗家のお相手役であった若狭先生の想いを感じで、ただならぬ気持ちがするのです。

嬉しい夜は、少し苦い悲しい気持ちになります。


自分一人の思いだけで舞台に立たせていただいているのではないということを改めて思います。


先生が大好きだったワインを一杯だけいただきました。


ナーバスになっても、悔やんでも、結局自分の足で進まないと行けない。


舞台の各セクションでご尽力いただいて、表に立たせていただいて、その責任のとれる覚悟ある演者になることが絶対。


言い訳に逃げたら、逃げた芸になる。


恥も外聞もない。


挑戦だ。


今年はもう一段踏み込んだ、覚悟の舞台です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

トップページ | 2007年12月 »