« 和カフェ | トップページ | 中国公演二日目 »

2007年12月16日 (日)

日中国交正常化35 周年記念公演

さて、先日まではプライベートな話題でしたが、今日から数日間、中国公演のご報告をしたいと思います。

ちょうど1ヶ月前、11月5日〜15日の間、中国へ行って参りました。

国際交流基金と邦楽振興基金の助成で開催された、日中国交正常化35周年記念の文化交流公演です。

演目は常磐津「三ツ面子守」です。上海、西安、重慶、北京…4都市で全6回でした。

生まれて始めての海外。初日は上海です。

公演は翌日からなので、空港から上海郊外の「周荘」に観光に行きました。東洋のベニスと言われる古風な村。

140_small 141_small 運河が村内を井の字に走り、その上に古橋がかかっています。

お土産屋さんの並ぶ様は、浅草の仲見世を彷彿とさせました。


初めての海外は、驚きの連続でした。

当たり前に思っていたことが、当たり前で無いことに気が付き、自分が、この世界の「日本」に住む「日本人」であるのだと実感しました。

そして、日本の文化を持って中国へ渡ったことへの責任と誇りを感じました。

渡中する前、言語の通じないお客様に、役の心や物語の面白さを伝えられるか少なからず不安を感じていました。

しかし、実際に触れ合った中国の方々が言葉の通じない私たち一行を暖かく迎えてくださり、歌舞伎を楽しみにしていることを目の輝きやジェスチャーで伝えてくださったとき、その不安は消えていました。

人種が違えど心が通じあえることを実感したとき、宗家の言葉を思い出しました。

芝居、踊りで大切なのは心。

「心で踊れ」というのが宗家の理念です。

私は私の出来る精一杯を一回一回の舞台に込めよう。精一杯、伝えること、楽しんでもらえることを考えて舞台に務めよう…そう誓った初日の夜でした。

明日はいよいよ一回目の上海公演です(^-^)

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/501908/17386486

この記事へのトラックバック一覧です: 日中国交正常化35 周年記念公演:

コメント

コメントを書く