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2008年8月 2日 (土)

いよいよ、明日、本番!

いよいよ

いよいよ

明日に迫ってきました。

藤川流舞踊会


駆け抜けてきた数ヶ月。

それもこれも、全てはこの日のために。


我慢したこと
苦しかったことがあり

でもそれ以上に、それが

楽しかった
幸せだった

一緒に戦って下さった方
応援して下さった方がいらっしゃったから。

こんなにも沢山の方々に支えられているのだと、改めて実感した数ヶ月。

当日の朝、会場で、いつも儀式のように体が自然にそうしているのですが、お世話になる会場、舞台に敬意を払うためにすることがあります。

所作台にも魂があると思うのです。
とても神聖で、簡単に立てるような場所じゃない。

本舞台に正座をして板に手をついて、感触を確かめるように、「宜しくお願いします」の気持ちをこめてお辞儀をする。

今の私にとっての最高のパフォーマンスが出来ますように。
この空間が、味方になってくれますように。

体と舞台が一体になるまで、穏やかで暖かい気持ちになるまで目をとじます。

そして最後に客席を眺めます。

三階まで整然と並んだ座席。
開場前のシンとした空間に、これからいらっしゃるお客様の笑顔を思い浮かべます。

そうすると、じわじわと闘志が湧いて、力がみなぎってきます。


来てくださったお客様に、「感謝」「礼」を持って舞台に務める。

出演者の方々、スタッフの方々と心を合わせる。


後は、これまでやってきたことを信じる。

連獅子は、「獅子の子落とし」を題材にした、伝統芸能の父子にとって特別な演目です。

獅子の親は、子を崖から蹴落として、はい上がって来た者しか育てないという伝説。

正に、私たち父子そのものです。
だからこそ、色々な思い入れがあります。

今まで何度と無く蹴落とされて、その度にはい上がって。
はい上がってくるのに長い時間を要した時もあり。

それでも、上がってこい!上がってこいと叱咤し、信じてくれた父。
こんなに激しく深い愛情はないと思えるほど、たくさんお世話になりました。

今年、連獅子をやろうと言われた時、もう二度とこの演目は出来ないだろうという父の決意と賭けがわかり、これは人生最大の親孝行にしなければと思いました。


毎回舞台は特別です。

一生に一度しかない瞬間だから。

その一生に一度の中でも、きっと取り分け特別な明日が、もうすぐやってきます。

舞台袖にはいつも、出演者、スタッフのお名前の載ったプログラム、お客様、お世話になった方のお名前を手書きで写したリストを握り締めて行きます。

誰かのために踊る。
心で踊る。

父が教えてくれた「心の踊り」を、父の背中を見つめ、父と肩を並べられるように、精一杯舞いたいと思います。


明日が舞踊会に関わって下さった皆様にとって、最高の一日になりますように!

いよいよ、明日、本番です!!

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コメント

僕にとっても明日は特別な日になります。
お客様に感動を与えたい。初めてこんなにも人に伝えたいと思ったことはありません。
気持ちは大きく整いました!!!
あとは踊るだけです。全てをぶつけます!!!
家元様・宗家様・先生方・先輩、そして仲間。
皆様、ありがとうございました!!!
本番、全力を尽くして頑張りましょう!!!!

投稿: タオル | 2008年8月 3日 (日) 00時44分

読んだらなんか号泣しちゃった。まだ踊りを始めて半年くらいしか経ってないけど、今年のこの会に参加出来て良かったって思います。自分の為にも、家元の想いを台無しにしない為にも、心を込めて踊ります!

投稿: あさみ | 2008年8月 3日 (日) 02時29分

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