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2009年6月26日 (金)

「鬘合わせ」「衣装合わせ」2

 
これが鬘の型です。
 
 
 
 
頭に型を被せて見てから、様々なトンカチを、この道具の大きな出っ張りや、へこみに当てて、何回も繰り返し鬘の型をカンカンと叩き変えて作ります。 
 
 
釘を打って鬢に当てる補助部分を作ったり、別のアルミを当てて補強したり、鮮やかな職人技で完成されます。
 
 
これを下地にして、立派な鬘が出来上がります。
 
 
鬘の重さは物によって違うとは思いますが、被ると、どれも首が一つ体にめり込むよう。
 
 
見た目よりもかなり重みがあります。 
 
 
また、締め付けられている状態は、例えるならば、こめかみを、被っている間ずっとグリグリされているような感覚で、時間が経つ程に、痛み、度を越すと吐き気を伴ったりもします。
 
 
衣装による消耗が激しい中、実は、鬘による体調の変動は、かなり大きい気がします。
 
 
かんざし、結い方、毛の量などによって様々に見事で美しい鬘。
 
 
美しく豪華なもの程、一際苦しいもの。 
 
 
魅せることは、裏の痛みと表裏一体です。 
 
 
 

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