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2010年1月20日 (水)

お稽古について思う事

お稽古について思う事
お稽古場の引っ越しが迫ってきました。


色々と整理していると、大量の書籍が。


これ以外にも沢山あります。


分厚い辞典のようなこちらは、「日本舞踊全集」という、年期の入った解説書です。


歌詞、踊る心得、衣装、美術、小道具、鳴物などなど…事細かに記された、いわば教科書のような物です。


これで勉強しなさい!と小さい頃から言われていましたが、ちゃんと意味を理解したり、深く読み込むようになって来たのは、ここ数年あたりだと思います。


それまでも、一生懸命ではありながら、作品の力に頼って、自分が作品の中でやりたいようにやっていた気がします。


やっと、作品とガッツリ向き合って、お互い分かりあえるまで、妥協したり自分勝手に走らない覚悟を持たねばと思えるようになってきた感じがしています。


作品と向き合って


理解して


踊り込むうちに理解を深めて納得していく

その時点での自分の感性と読解と表現の目一杯が、今出来る最大限の舞台に繋がるように思っていますm(__)m


地道ですが、わからない部分は考え続けて…


まず、やってみたり


あえて簡単に動いたりしないで、長い期間心に留めて温めてみたり

チャレンジは大事ですが、単に踊って稽古をした気になって、分かったような気分になってしまうのは嫌で、怖いので…あえて動きたくない時があります。


でも最後には、客観性と計算を念頭に置いた稽古以上に、直感と心を大切にしたお稽古こそが、本番を、今までにない境地に連れていってくれると信じて打ち込みます。


どんなに悩んでも、もう先がないと悩みあぐねても、踊り続けることが、唯一自分を保てる礎に。


頭で考えたり、言葉で理解しようとしても、分からないものは分からないから、踊って踊って踊り抜いて、体と心が分かるまでやるしかない。


本番まで。


朝から晩まで踊り続ける宗家は、やはり誰より戦ってきた努力の人です。


気迫の塊です。


「稽古は嘘をつかない。」と、自分自身が体言するように、流儀の先頭を走り続けています。


私はもっと今以上に努力しなきゃいけない。


でも焦らず、一つ一つ積み重ねること。


焦ってしまいがち、甘えがちに思える自分に、喝を入れたい今日この頃です!!

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