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2011年12月 6日 (火)

中国公演~北京公演その2

11月10日

なんとこの日も、雲ひとつ無い空。

うそのように一面広がった空の下、いよいよ北京公演最終日。

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対外経済貿易大学劇場にて。

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出番前の母と。

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この公演で、母は、三ツ面子守の後見と、「猩々」での出演、裏と表の両方で重要な場所を担っていました。

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この日の公演は、何かが特別だった。

地方、下方、太夫の先生方、踊りと・・・全ての心と息が、ガッと合ったような、作品の大きさが二倍にも三倍にも膨れ上がるような感覚。

生ならではの技と心の動きが創り上げる、予想を超えた舞台空間。

音から、唄声から、魂を感じて、そこに乗って、私は私の役目を心おきなく務める。

お互いを感じて、尊重して、信頼して、曝け出す。

このチームで作品を生み出せる幸せを、終演後また、しみじみと感じた。

急いでギリギリ飛び乗った国内線で、上海へ。

諸々仕度をして、明日の上海公演に意欲を燃やしつつ、3時に就寝。

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コメント

率直に申しあげると、

拝見したかったな

と思います。
居合わせたかった、と言い換える事も出来ます。
そして、その場に在る事が出来なかった自分なりに、考えて、
きっと お互いに歩み寄ってこそ現れる、美しさだったのだろうな、と思います。

今のこの国には、娯楽が溢れております。ですが、心打たれるような瞬間には、中々出遇えません。
何でも良いから売ってみる、そう言った捨て鉢な戦略が、創作や表現を飽和させて久しい、
そんなありふれた現実に浸かり日々を生きて居る私には、
こうした凄まじい美しさと言うものが、本当にとても尊いのです。

その尊さを僅かでもリアルに感じたいと、目を凝らすように思いを馳せますと、
胸の裡に浮かび上がる情景に、感涙を誘われる心地を覚えます。

出会う事、触れる事、そしてこうして、思い描く事。
全てが有り難く、大変幸せな事なのです。

投稿: 汀 | 2011年12月14日 (水) 18時48分

汀さんへ


普遍的な感動を根本に持った芸術は、どんなモノでも素晴らしい感動を秘めていて、また、人の思いが加われば更にその感動が増すように思います。


ショービジネスが飽和してしまっていると感じられるかもしれない昨今ですが、中では根本を失わずに模索し続けている方々も多くあるのではと信じたいです。

心ある作品が世に溢れたらどんなに素敵だろうと思います。

投稿: 家元 | 2011年12月18日 (日) 22時32分

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