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2012年2月23日 (木)

藤川流壱岐支部舞初め会~総括

改めまして、壱岐での舞初め会の総括です。


この支部の皆さんの舞踊に懸けるエネルギー。並じゃありません。


幼児の女の子、男の子から、青年、成年、熟練した師範、名取の皆さん


それぞれが魂をこめて舞台に立っています。


どんな稽古を積んできたか、どれだけ怒られ、自らを叱咤してきたのかが見える。


珍しく雪が吹雪く日でした。前日の舞台リハーサル。色んな出入り、ポーズや演出の変更が目まぐるしく宗家より指示され、幼稚園の女の子達も、先生の先導の元、しっかり覚えて頑張ります。本番忘れずに演出通りにやってのけるのですから、根性もの!偉いの一言!

ラストの総踊り(小さい子から師範まで、教室も男女も越えての群舞)のアレンジも、この時に全て付けられました。

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アレンジで舞台が動きます。会場の閉館時間に収まるよう、出来て2回の初通し。

一回一回のアレンジや変更や駄目出しを、ここで覚える!という切迫した緊張のリハーサル。

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フィナーレを飾る音頭ということもあり、最終的には、客席、花道、上下に、手を振ったりしながらはける演出となりました。この後に出演者総出でお見送りに行きます。

ここでのお客様との温かい交流時間のために、皆さん頑張っているのです。

宗家に見ていただく最初で最後のチャンス!と、懸けてきた成果を、緊張しながらも目一杯リハにぶつける姿に、私も、もっと真摯に芸に向き合わなければと気持ちが引き締まりました。

皆さんが応えて下さるから!宗家の激が嬉々として飛びます!

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小さい子達の童謡舞踊は、明るい踊りにも関わらず、あぁ、今日までどんなにか努力してきたのだろうと思うと、思わず目頭が熱くなりました。

また一方で、昨年はそんな思い出見ていて子が、成長しメキメキと頭角を現し、感情たっぷりに大人顔負けのパフォーマンスをする。よき仲間、よきライバルでもある同門の切磋琢磨が、一年後の出演者の皆さんの確かな進化に繋がっているのでしょう。

そして何より、皆さんそれぞれが、苦しい中にも楽しみと喜びと生きがいを見出し、舞台に立ている。デビューされた方の真摯で純粋な気持ち。責任を負った、師範名取の皆さんの背中。お弟子さんを見送り、見つめる眼差し。本番の舞台袖で見る皆さんの姿には、更にそれを大きな愛を感じました。


4人群舞が、ギリギリで3人…直前に2人になってしまった高校生群舞。歯を食いしばって稽古したことでしょう。そんなネックを感じさせない熱演でした。出られなくなってしまったメンバーの思いも連れ、大変なプレッシャーだったと思います。


入院している師範の師匠の分もと、先生に頼らず一致団結して挑まれた熟年のチームからも、ひしひしと思いが伝わってきました。長年一緒である仲間同士であるからこそ、一丸となって支えあって臨めたのでしょう。


空っぽな綺麗な箱…ではない。


その中に、大きな気持ちが詰まっていて、客席まで溢れ出してくる。


私の大好きな、心から愛する壱岐の皆さんの舞台。その結晶の一つ一つの集合。今年も色んなドラマが詰まった、見事な舞初め会でした。


終わってからは、楽しい打ち上げ、会食会。達成感と、この先への意欲に燃えた皆さんの優しく強い眼差しに、私もエネルギーを沢山いただきました。


一年一年、お一人お一人が進化している。


壱岐。


今年も素晴らしいスタートを、有り難うございました。


拙い挨拶でしたが、あれが私の本心、真心です。
本年も、そして今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。


いただいたお魚、お土産、美味しくいただいています。

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朝食にしました。お魚と雲丹こんぶ。


会の疲れが出る頃でしょう。皆さんお変わりありませんか?
少し恋しくなりながら…朝から壱岐のパワーをいただいて、こちらは今日も元気です。

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