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2012年3月19日 (月)

大駱駝艦

大駱駝艦


先日、舞踏の『大駱駝艦』さんの公演『おやま』を拝見してきました。


アトリエにて。憧れ、麿赤兒さんにお会いすることが出来ました。


この公演に誘って下さり、ご一緒して下さった先生。本当にありがとうございました。


舞踏…恥ずかしながら、生で初めて拝見したのです。


知らない内に、自分は『人間』をやっているんだな。


一番に感じた感想でした。


起きる。
呼吸をする。
話す。
歩く。
食べる。
眠る。


その日常、生きる動作の一つ一つが、人間を表現して、人間を生きている。


命ある生き物、物的な物、形ない存在、八百万の存在の中で、私は人間にはまっている。


そんなことにも気づかないくらいに、人間の枠の中で、日常に、色んなものに囚われている。


枠に嵌まらず生きたい。
枠に嵌まらない表現をしたい。


枠の中で声を大にして叫ぶ自分の小ささ…ちゃんちゃら可笑しく感じられました。


そこを脱して得られる表現の世界が無限であることを、ひしひしと肌で感じました。


ご一緒した先生に始まる前


『美しいものがそうでなく

美しくないものが美しくなる世界だよ』


と言われた、その醍醐味を体中で感じました。


怪物と神聖なものが共存する、全身白塗りの体一つの存在達が、自由にならない体を無限にしてうごめきあって作られる空間。


50人ほどが肩を寄せて座る小さな客席とステージとのアトリエ空間が、果てのないブラックホールになったかのように錯覚しました。


舞踏。果たして私にわかるのか…抽象的で哲学的で難しいメージがありました。


でも、ただ感じることで、私なりに全く抵抗なく、この世界に没入出来たのは、一つ嬉しい発見でした。
わかりにくいのは、凝り固まったこちらの世界で、舞踏の世界は、もっと純粋な精神世界で成り立っているんじゃないのか…そんな風にすら感じます。


次は、もっと多くのものを感じられるように、この世界に参加出来るように、見えないものを見る目を養いたい。


そしてまた、必ず拝見したいと思いました。

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