名古屋支部舞踊会
ツツジの美しい5月4日、快晴
名古屋市部の舞踊会が、久米邸にて行われました。
第三回目の支部の舞踊会は、一人立ちして踊ることに、更に気を引き閉めて取り組んだ一年間でした。
初めて、皆さんが危機を覚えるほど、厳しくつけた稽古もありました。
絶対に変わりたい!と、皆が必死で取り組んだ成果が現れた、三回目への意気込みと、過去二回の経験を感じる会でした。
地方のお稽古場というのは、自分で学びとる力、学びを継続する力が必要不可欠です。
やはり、本部のお稽古よりも、回数が少なくなる。
一回の稽古を地肉にする、お稽古を無駄にしないこと。
それは、恵まれていない環境かといったら、私はそうでないと思っているのです。
この環境こそ、学び取る力を付ける素晴らしい土壌になりうると。
学び取る力こそ、自分の実力になっていく。
本番がある以上、その稽古のなかで学びとらねばならない。必死になるのです。
一回、一回のお稽古が勝負。
そういう初心を持ち続けているという点で、皆さんを見ていると、長い月日をかけて、確実に、そして誠実に、継続の力と、学び取る力を付けることの大切さを改めて感じます。
今回、全く去年と違う発表でした。
一人一人が、自ら舞台をやりきった。
これは、言葉にすると当たり前のようで、とても大きなことで。
演者として一人立ちしたことで、新たなスタートが見えました。
清々しさ以上に、悔しさが勝つ
楽屋の緊張ある出番前も、終わったあとも、そして何より舞台の上で
顔つきが変わりました。
充実した面持ちで、来月からの新曲、来年の会の事を語る嬉々とした姿も朗らかで
進化と発展の見える、いい会でした。
来月からが楽しみです!!
名古屋の皆さん、おめでとうございました。
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